整形外科ヨガクラスで、「筋肉量と体重は関係ありますか?」と細身の方から質問がありました。
関係有ります。
細身の方のための話をします。普通体重、多め体重の人は当てはまりません。
細身の方は「運動したら痩せる」 現象が起こったら黄色信号です。
運動したり、筋トレすると筋肉量が増えて、筋肉は脂肪より重たいので体重は増えるのですが、運動で消費するカロリーに対して摂取カロリーが足りなかったり、そもそもの体脂肪が足りていないと運動すればするほど筋肉量が減ってしまう現象が起こります。もっと言うと骨にも影響が出ることも。燃やすものが無くて、筋肉を消費するからです。
食事を見直してしっかりカロリーを摂ってください。
痩せる=筋肉が減ると思って良いです。
私も痩せ型の体質で、この現象を体験した事があります。その時は筋トレを休んで、体重を増やす事に専念しました。一度の食事量も増やしましたが、これは苦しいので、1日4食にしてカロリーを摂るようにしました。コンビニに行ってもカロリーを見て、カロリーが高いものを選びます。減量と真逆の作業です。
ですが、急劇に糖の摂取量を 増やしたりすると、肝臓などの負担になるので注意です。
40歳以上の女性で、若い頃1番体力があった頃の体重より体重が落ちている方は、体重を増やす事をお勧めします。高齢になってからでは、内臓が衰えていて、維持が精一杯になります。

体重が軽ければ筋肉量もそんなに要らないのもまた事実。
何事も神経質になり過ぎず、『痩せ過ぎない』 ようになさってください。